等分除・包含除

 別名「にっこり割り算」・「がっかり割り算」と言ったりします。
 どういうことか。例えばそこに10人いたとしましょう。
 「20個のアメを10人に分けたら、一人何個ずつにわけられますか。」
 式で表すと20÷10=2で 答え2個 2個ずつ配れます。しかも、10人全員もらえます。みんなにっこり。これがにっこり割り算、すなわち等分除の考え方です。
 「20個のアメを5個ずつ分けたら、何人の人に分けられますか。」
 式で表すと20÷5=4で 答え4人 4人には配れます。が、6人には配れません。もらえなくてがっかり。これががっかり割り算、すなわち包含除の考え方です。
 大阪府の2次面接には、包含除の模擬授業もあるらしいので、「〜〜人はもらえるね」とか「全員〜個ずつもらえたね」などと言って、等分除・包含除であることを強調しましょう。